GUNDAM FACTORY - 記事一覧
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2018-5-26 15:15 |
桜姫本体はそろそろ仕上げに塗装!
さあ、工作も大体終わって、あとはほぼディティールアップと塗装プランだけになってきました桜姫^^
あ、その前にお知らせひとつ! え〜気が付くともう5月も終盤。モデラーの皆さんにとっても一大イベントと言える静岡ホビーショーも終わりまして、一息ついたところなわけですが、こちとらホビーショー直後辺りからもうまさしくてんてこまです。
そんな状況の中また始まっちゃいました酒餅。遂にというかなぜかというか、今年でなんと8回目ってことで酒餅8マンです。締め切りは9/30なので、夏の間旧キットだらだらやって応募してみるといいでしょう。 あ、ホビージャパンでもガンダム以外のロボットキャラクターのコンペあるみたいなので、そっちも出してこっちも出してっていう器用な真似も可能だよw(逆にHJさんの方のレギュレーションは知らんから恐ろしく無責任発言だけど炎上は勘弁ね)
さて、静岡HSでご挨拶させて頂いたモデラーさん方の中にはホント初めてお会いできた方も沢山いらっしゃってですね、実に楽しいひと時でした!おかげで作品の画像、ほとんど撮ってないですけどもw
今年地元静岡では、企業ブースでは新作のプラモデルに美少女プラモが続々!ってなうたい文句でTVで紹介されたりしていました。
確かにコトブキヤさんのフレームアームズガール(以下FAガール)にメガミデバイス、アオシマのVF-31Jジークフリードガール、更にバンダイのフィギュアライズLABOをはじめ、なんとあのハセガワさんからも辻村氏原型による1/24サイズのバブリー女子フィギュアも含め、今まで『美少女フィギュア』っていうジャンルだった女の子の立体が続々とリリースされまして、これまさしくフィギュアではなくてプラスチックモデルとして変化定着しつつある過渡期を見たという気分です。
まぁ女の子のプラモが昔からなかったわけではないですが、非常に高い人気のFAガール等は実際合同展示でも非常に多くの改造作品を拝見しましたし、まさしく模型の1ジャンルとして定着しつつある流れになってきてるようです。
さあ、そんな中、相変わらずダラダラと続けてます桜姫。まずは前回の続きですが、フェイスから。
目を塗ってみました。前作のシボのように、まず目の周りにファンテック - 超硬けがきニードル(各種)(今回は10°使用)でケガいて筋彫りを入れ、そこにガイアエナメルカラー マゼンタ(10ml入)を流してます。
で、瞳をある絵師さんが描いておられる描き方を参考に(以下にも慣れてないw)しつつ、アニメキャラクター的な再現方法で描いてみました。 筆はHiQParts - 熊野筆 KMブラシ 面相筆(細)1本です。あと瞳の色は、オーナーの今日子の髪の色(アニメの方のね)に合わせて深めのグリーンとエメラルドグリーンに。
この子の顔に関しては、以前も書きましたがアニメーション寄りで描くことにしたんですけども、FAガールの女の子たちのように振り切って鼻をちょんっと乗っけた感じの造形にどうしてもできない人なので、非常に中途半端な感じではあるんです、ええ(笑)
あと、ヘルメットの下に枠なしバイザーを装着する予定でクリアパーツを磨いてまでいたんですが(笑)、どうも眼がきれいに出ないのでやはりバイザーは取り付けるのをやめました。印象もだいぶ変わりますが、アニメーション風ですと、どうしても目と瞳が大きくなりましてバイザーからはみ出しちゃうんですね(笑)
唇は今回も敢えて半開きで、前歯を少し覗かせるような表情にしたので、バイザーをつけるとどうにもその可愛らしさが5%減する気がしてですね、磨きこんでの結果かなり迷いましたが英断という事で(笑)
そういえばあまりちゃんと映してなかった後ろ姿や髪は現在こうなってます。
白いボディは青背景に映えますね〜(笑) お尻になる部分と太腿の上端部、かなり悩んだ結果、円弧状のジャンク部品を配することで可動範囲拡大と、後ろから見た際の見た目の面白さを狙ってみました。
まだ捨てサフで、細部の修正中なので所々粗いですが、こういう段階が長ければ長いほど、ツメが行き届きます。
髪に関しては漫画の桜姫のまとまったストレートヘア的な表現が好きだったので、棒状のままですが、この間にある髪的ではない部品がジャミング装置の基部です(笑)
バイザー付けると下に目がはみ出るよね(笑)
そうそう!先日こんな素敵アイテムをゲットしてしまいました。Model Babette/モデル バベットさんの3Dプリンタ出力による「ゴチャメカ・ディテールアップパーツセット№1」。
これはスゴイ、面白い! でもよく言われます、3Dプリンタってスゴイ、じゃなくてですね。
まぁ確かに3Dプリンタはスゴイんですけど、それはひと昔前で言うところの「パソコンスゴイ」と同じ。 そうじゃなくて、発想と造形の息がぴったりというか、あ〜こういうの作りたくても自分じゃ脳内完成で終わるわ作れないわっていう形。
更に、今後のリリースにエアブラシレーザーポインターなどという激萌え(燃え)アイテムもあるそうで!!
うわあもうこれ近未来モデリングじゃないですか、エアブラシ塗装しなくてもこれ持って仕事したい(笑) というわけで、形にしていくツールがすごいんじゃなくて、本当にすごいのはやっぱりその発想をカッコいい形にできる人なんだという部分に気が付いて欲しい(笑)
例のゴチャメカは次回作に使わせてもらうように今計画中です♪ こういうツールやディティールアップパーツで創作意欲が掻き立てられるってちょっと久しぶりかもしれませんネ^^
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2018-4-18 18:33 |
精度ダルダルの工作に鉄槌を下すツールたち。
なんだかもう桜の季節終わっちゃってるわけですけど、断然いい季節になって来ると同時に、間もなくあの静岡ホビーショーの季節がやってくるわけですね♪ プラモデルの新作はもちろん、ツール、マテリアルの新商品も相変わらず恐ろしいラッシュでリリース待ちしてますので、また今年も盛り上がるぞ!^^
さて、GPARTSはというと相変わらずモタモタと新商品を追加してるわけですが、最近上がった商品の中でも人気のものをいくつか使いながら桜姫をじわじわと進めてますので、今日は前回の記事で書いたとおりちょっとその辺のツールの活用法を、制作の進行と前後する部分ありますがご紹介していこうと思います^^
まずね、ドラパス - 独式小型スプリングコンパス(両針・ディバイダー)。 これ、御覧の通りかなり小さい(隣の足は1/144のガンダムね)両針のコンパスで、凄く取り回ししやすいのが特徴です。
もう一つの特徴は、脚の間のネジなんですが、これがあるタイプのコンパス類は脚が勝手にたたんでしまったり広がったりしないようにできているんですね!つまり作業中のずれが発生しにくい。
そもそも模型においてディバイダーはどう使うかと言われますと、検索して頂くと割とすぐ分かります。 これ筋彫りのアタリ付けに非常に便利なんですね。また、2本のオフセットラインを描くことも簡単なので、実は結構前からプロの方には活用されていました。 このツールとよく似たものですけど、同じメーカーのドラパス - 独式小型スプリングコンパスシャープ(0.3mmシャープ付)というものも比較的最近上がっています。 これ似てますが全然別物で、脚が片方、3mmのシャープペンになってます。 これについてはディバイダーを以前テストで入れて試しに使ってた時にですね、桜姫の脚のように、左右対称でカットしたりするのにうまく使えるツールはないかとふと思ったのがきっかけ。
何のことはない、桜姫の足は結構元パーツと比べて大幅にカットされてます。 最近は足し算的な工作より引き算的な工作が多くて、こういうカット作業の手順は大体こうなんですね。↓
・パーツを切る部位を考えて、シャープペンなどでカット線を描く ↓ ・エコーテック - 超音波カッター ZO-40やフェザー(FEATHER)- メス替刃(サージカルブレード各種)、シモムラアレック - ハイパーカットソー (刃厚0.1mm)などを使用してカット ↓ ・対称のパーツがある場合は(ここ大事)適当に合わせてカット
…ええ、そうなんです。だいたいテキトーなんですワタシ(笑)
ところが自分のこういうテケトーな工作の世界だけならまだしも、この流れでテケトーな商品を売ったりしてるとですね、うんと小さくて1mm誤差が実寸縮尺50cmのズレになるとかのスケールモデルをやってる皆さんに怒られる。ド叱られる。
で、この是正をするがために見つけたのがこのドラパス - 独式小型スプリングコンパスシャープ(0.3mmシャープ付)です(長)。
例えば桜姫では元キットの装甲部品をあっちこっち切っては本体に貼り付けて女性の形状に仕立ててます。 記憶では、胸以外ほぼバーナビーの足の装甲パーツだったかと記憶してますが、いずれも左右対称でカットしなくてはならず、かなり難儀な状況。これまでのように適当に切ってると、間違いなくどっちかを切りすぎたーとか、形が違うーとか散々出てきちゃいます(笑)
で、ここに独式小型スプリングコンパスシャープの登場。 片方を綺麗に作っておいてからでも、カット形状に合わせて基点(ポイント)を決めてカットのポイントに合わせてコンパスの脚を調節して固定、左右対称の同位置にシャープで印を打てます。
なぜ0.3mmシャープなのかといいますと、小さいサイズの模型になればなるほど、シャープペンの芯の太さはカットラインや筋彫り時の誤差になります。そのため、最細0.3mmにしました。
また、先に紹介したディバイダーと違い、これはサフ後のパーツなどにも傷をつけずにアタリをつけることができます。 また、元々のパーツが白が多かったバーナビーの装甲部品のように、白いパーツでも目視しやすく、私のようにカット作業を置くするモデラーさんにはむしろディバイダーよりも活用範囲が多いんですね!^^
脚の内側のカットなどは、実際にはまず左右ともテキトーにカットしてます(笑)で、そのあと、微妙にずれてしまう部分を、このコンパスシャープを使って是正してるんですね!
正直非常にめんどくさいなと思いましたが(笑)、「直感」と「なんとなく」で作ってきた部分をこれでなんとか乗り越えられそうです(笑)
プラ板工作の場合、今やWAVE - プラプレート【グレー】目盛付き(目盛印刷色:ホワイト)のように予め目盛り付きで、精度の高い工作ができるマテリアルがあるわけですから、引き算の際にもやはりできるだけ正確に作業できるようにというわけ^^
顔を細部まで修正しまして、目を改めて描いてみました。やっぱ難しい、、、(ノД`)・゜・。
作業をする中では様々な障害が完成の行く手を阻みますが、様々なツールをどう使うか、どんなマテリアルをどう活かすか、によって完成への道筋も以前よりぐっと近くなるようになりました。高難度な工作にもぜひ活用してください♪
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2018-4-7 17:09 |
頭の中のイメージと実際のパーツとアレンジとを全て融合させよう
確定申告も終わりまして、おかげさまで色々すったもんだの状況もようやく片が付きましたakicyanです。
さて、前回のブログでは実は大変反響を頂いたわけなんですが、ああいうレビュー的な記事はあまり得意ではなくてですね(笑) 造形にまつわるくっだらない話の方が書いてて面白いなと思うわけですよ実際。
そもそも何かしらを『作る』という原動力から、ツールやらマテリアルに繋げていくというのが、このブログや最終的にはGPARTSの目的ですから、レビュー目的で作品を作るとなると本末転倒だろと昔から思ってるわけですね。
ちなみに時々その本末転倒のレビュー目的な制作記事もありますけど、そういうのは相当完成が早いんですぐわかると思います(笑)
さて、桜姫の続き(^^♪
今回の場合、以前の作品と比べて比較的おとなしめの改造なんですが、パーツ類なんかを素体にどう違和感なく組み合わせて行くかに数倍気を遣ってます。
そもそも漫画版の桜姫は裸にビキニアーマーっていうデザインなんですが、アニメーション版ではこれをどうするか。例えば以前にも書いたアニメ版に登場するチェリー・ボンバーという女性型のプラレスラーだとこういうデザイン。
はああん。
・・まぁサブキャラなのでそれほど凝った容姿ではないんですが、女性らしさメインで、体のラインがよく分かるシンプルなデザイン。オーナーはアイドルモデラーでもある女学生ですが、見た目よりも機能性の高さによって、3四郎との手合わせの序盤では柔王丸を圧倒します。
そもそも、強いプラレスラーの多くは関節部やモーター、装甲素材などに工夫を凝らして試合に臨んでいて、『プラモデル』としての見た目より、他にはない機能的特性によって勝ちを導びこうというオーナーの意志を反映してます。
見た目部分では関節箇所以外はこのチェリー・ボンバーをある程度参考にしました。ただ、実際に動く、更に立体化という事になると、装甲がガチガチすぎますし、ディティール等もっさり感が否めず、相当変えざるを得ません。
腕についても同じくジャンク化していたガンプラから流用します。ただ、これもそのままでは取って付けた感がどうにも嫌なので、元形状が分からないレベルにまで切り刻んでミキシングします(笑)
こういった独特な形状のパーツの場合、上のようにプラ棒(今回使用したのはエバーグリーン HOスケール(1.68mm厚 10本入)各種の8608)でブロックを積んで接着後、元の形がはっきりわからないレベルにまでシモムラアレック - シャインブレード16 (ステンレス製ヤスリ)を使用して面取りを変えていきます。
ミキシングで元形状が異なる部品を大きく変える場合も同じく、こういった細い、かつ厚手のプラ棒というのはプラ板より使いやすく、使用時も無駄が出にくいのでお勧め。開いた隙間等は高圧ガス工業- シアノンDW (20g 中粘度型)等で埋めて綺麗にするだけで完成です。
あと、脚といいますか、脛(すね)に関しては、結構悩みましたが裾を付けてやろうと思いまして、腰の受信機同様、シルエットだけで柔王丸を彷彿とさせる造形にすることにしました。
股関節部は、いずれ変えるつもりでバーナビーの肩関節をそのまま転用してましたが、某ガンプラのジャンクから球体の股関節パーツを拝借。ぐっとTV版らしくなりました。
ちなみに裾部分はプラ部分はバーナビーの部品から流用してますが、接続はホライジング - マジックスカルプ (各種)ナチュラル。 頭部はホワイトを使ったんですが、どうも自分にはホワイトとナチュラルは同じパテとは思えない感じで、やっぱりナチュラルが一番扱いやすいです(笑)
因みにSNSで見かけて3月に追加した新商品、3M - フッキット ブルークリーンサンディングシート 75x60ミリ 10枚入という3Mの高耐久ヤスリなんですが、これを脛のヤスリ掛けに使用してみましたがこれなかなかいい!
使用感的には紙やすりですが、非常に良く削れる上、目詰まりほとんどしない。上の画像は、初期段階ではTAMIYA - クラフトヤスリPRO (半丸)各種を使用して、その後フッキットを使用して研磨しました。
実際マジックスカルプの硬化面を荒目で削ると、金属ヤスリも含めて、肌理の細かさがどうしても影響してかなり目詰まりしやすいんですが、片足だけしっかりかけてもほとんど詰まらず、しばらくは繰り返し使えることが分かります。いいですねこれ!
捨てサフ吹いて、全体のバランスの確認をしまして、ここからはディティールを追加する箇所をなど検討していきます。
ちなみに3月はこれを含めて結構工作系の新商品を出したんですが、ろくに紹介できずじまいでした。ちょっと制作過程の説明では前後しちゃう箇所もありますが、次はその辺のネタの使い方なんかをいくつかぶっこんで参りますネ^^ |
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2018-2-16 16:52 |
お店の瞬着硬化スプレーを全て開封して比較検証する。
どうもakicyanです♪
今日は久々にマテラボらしい検証大会です、こちら。
え〜つまりこれらを使って違いを検証しようという久々「切腹レビュー」。 あ、でも因みに、新商品で入ったばかりの一番左の高圧ガス工業- シアノンプライマースプレー300 (低臭気タイプ)はメーカーさんからサンプル頂いちゃいましたのでこれだけはタダです^^。
でもだからってえこひいきしませんよ!アカンところはアカン、いいところはいいとちゃんと記録しようと思います<(`^´)>
さて、まずシアノンプライマースプレー300の入荷の経緯はですね、お客様からの問い合わせです。ある歯科用のプラスチック表面を溶かしにくい瞬着硬化スプレーがあるんですがこれは入荷しないのかというお話から。
で色々調べたんですが、この歯科用の方の瞬着硬化スプレー、ちょっと流通が変わっていてまぁちょっと入荷については色々めんどくさそうなところがありましてちょっとスルーさせて頂きました。
で、調べていく中で以前より仕入れを行っているシアノンのメーカーさん(高圧ガス工業)が出してるシアノン用の瞬着硬化プライマーもあったなと。
で、さっそく調べて問い合わせてみました。
私:『シ、シアノンプライマーはプラスチックPS素材を溶かしますか!?(汗』
担当者さん:『え〜っとある程度は溶かします。ただ、厳密にどの程度と言われても実際に使って頂かないと分からない部分もありまして・・・』
私:『ええと、!?(汗』
担当者さん:『サンプルをお送りしますのでお試しください^^』
私:『ホ、ホントですか!?(汗』
という事でやってまいりましたシアノンプライマースプレー。
因みにシアノンプライマーにも何種類かありまして。
(出展:高圧ガス工業HP http://www.koatsugas.co.jp/index.html)
送っていただいたのはこのうち、下から2段目のスプレープライマー300というもの。 理由は、この表にあります溶剤という欄のシクロペンタン、アセトン、エタノール、メタノールといった記載です。
この中のうち、アセトンを使った製品についてはお店にある既存の商品では記載されておらず、良く分からなかったため、敢えてこれのみ送っていただくことにしました。
上2段の液状のプライマーについてはユーザビリティ上少し不安(液を直接噴霧もしくは塗るタイプ)でしたので避けました。 で、さっそく送っていただいたものを使ってみました。
上記のパーツはPS素材なんですが、記載の通りの状態です。白いのが瞬着。
吹き付け直後に表面は乾いてしまい、その後に溶けなどが起こる表面のただれは発生しません。ただし、硬化にはやや時間がかかります。時間にすると標準的な硬化スプレーの倍以上かかると感じました。
標準タイプの代表として、同じ形状の別部品を使って同様の噴霧実験をアルエース - [低臭] 瞬着硬化促進スプレー(420ml)(1枚目の写真の右から2番目)で行いました。
恐らくよく見る溶けの状態がこれ。結構なレベルで溶けますね。。。
シアノンプライマースプレー300と同距離で吹き付けた際に、表面に液状のべたつきが残ります。これを爪などでひっかくと、画像のようにプラスチック表面を侵しているのが分かります。
実は二つとも『低臭』とうたわれているものであまり臭いはないんですが、表面の状態、硬化速度などいろんな面でかなり違いがあることが分かりました。
さて、さらにあと2点。
昔からあるアルテコ - 瞬着硬化促進スプレー(420ml)、臭いが臭いのですが昔から使われているので、標準タイプとして使ったアルエースと比較するために敢えて。
うう〜んやっぱりこうなりますよね。。 PS表面の溶けに関しては、吹き付け具合の違いの部分を考えても、明らかとみていいと思います。ただ、実際の感触ではアルエースよりは荒れが少ないと感じます。
最後にWAVE - 瞬着硬化スプレー(各種)の180ml(お徳用 低臭タイプ)。
これに関しても上のアアルエースなどとほぼ同じかなりのべたつき、表面には荒れが生じます。
単純に順に見ていくと分かりにくいので、表にしてみます。(一番上の画像順)
※さて、ここからはいくつか推測を含みます
まず、成分表示ですが、高圧ガス工業- シアノンプライマースプレー300 (低臭気タイプ)以外は、いずれもシクロペンタンという物質が成分表示に記載されています。
これは同社製のプライマー400(二番目の表画像参照)に使われているものと同じですが、これ、ウィキペディアでは『常温では無色の低沸点液体で、穏和な甘い臭気を有する』とあり、どういうものかは良く分かりません。また、これがPS表面に溶けを誘発するものなのかもこの時点では不明。
シアノンスプレープライマー300のアセトンは、同じくウィキペディアでは『マニキュアの除光液やプラスチック系接着剤、塗料の溶剤、瞬間接着剤のはがし液など多くのものに含まれている。』とあります。
これを読めば明らかにPS素材を溶かす成分と思われますが、上の画像と表を見ての通り、実際にはほぼPS表面を溶かすことなく瞬着を硬化させることができました。はて?
そしてもう1点分かるのは、それぞれの成分表記部分。
この?は、実はシアノンの場合アセトン、その他の製品の場合、シクロペンタンです。
ところが、このアセトン、シクロペンタン、先にも書いた通りの物質(溶媒といわれるものだそう)で、いずれも硬化促進作用のある物質ではないそうです。
これはメーカーさんに確認したことですが、硬化促進力は「アミン化合物」というものが持っており、この部分は所謂企業秘密の部分なので、ぼかしてしかご説明頂くことができません。
アセトン、シクロペンタンなどの溶媒の割合は、製品の安定性を図るためにものによって少しづつ異なるようで、似たようなアルテコとアルエースでも全く違う事が分かります。最近の製品は、臭いを抑えるためにシクロペンタンが多く含まれているようで、この割合は恐らく何らかの影響を与えているのではないかと考えられます。(あくまで推測です)
そして使ってみた結果、PS素材の溶けた感触が強いもの(アルエースとWAVE)が最も割合が高い(50%)。
これに対し、最も溶けの少なかったのがシアノンでした(33%)。
どうやらこの割合が多いものの方がプラスチック表面をよく溶かす可能性が高いのだろうと考えられます(あくまで比較してみたうえでの推測です)。また、硬化速度は少ない方が遅く、多い方が明らかに早い。半比例していくと考えられます。
溶けよりもスピードを重視するか、それとも硬化に多少時間がかかっても、表面が溶けないものを使う方がいいか。更に臭いの少ない方がいいのか、それとも臭くても気にしないのか。 単純に使い分けするといっても、実際にはこんなに瞬着硬化スプレーを一度に使うことは非効率極まりありません(笑) どれを選ぶかはお客様次第になります。
私は今までアルエース派で、プラの溶けに関しては、出来るだけ直噴射せずに少し外して吹いていたので、多少硬化が遅くなりますが、ほぼ気になることもありませんでした。正直、慣れているので変えるのも面倒です(笑)
ですので、シアノンを使うメリットで考えると、直噴射せざるを得ない箇所を硬化させる場合はこれを使うことになります。もちろん、開封してますし、使わねば損だからです(笑)
そうでない場合。それが普通だと思うのですが、それぞれの特性を頭に入れて使用時に気を付けてくださいというのが私の結論です。なんだか無難なところに落ち着きましたけども。
・・・さて、そんな訳でこれからこの開封しちゃったスプレー達を、どう使い切ろうか、頭真っ白です(タブン使いきれない 笑)
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2018-1-31 6:21 |
動くキャラクターモデルの意味。
ゲームウォッチなんてものがまだまだそんなに持ってる子供もいなかった時代、TVに出てくるキャラクターをあしらった超合金等の玩具が全盛期だった頃。
そのキャラクターのほとんどの超合金は、実は肩と股関節のスイングと、膝がわずかに動くのみでした。
そして下腕は、ボタンを押すとバネで飛んでいくというギミックが必ずといっていいほどついていて、大体飛んで行ったままどこかに紛失というオチも付いてきました。
でも、あのずっしりとした超合金の重さ(といってもあれは鋳物ですが)だけで充分すぎる満足感があったのも事実で、大して動かないギミックも全く気にならなかったといえる。
時は移り現代。 ゲームは無数に増えて進化し、携帯で無料で遊べるようになって幾年月。
ガンプラも目覚ましい進化の末に、まるで精密機械のごとくよく動くようになりました。ところがじゃあ、お前にとってそんなに動く意味はあるのかといわれると、個人的には模型でブンドドやるような年齢でもないわけで。
・・・でも敢えて言えば、動く人型のミニチュア模型には、『ロマン』があります。
それを形にすることができるというのは、まさに『創造主』たる気分を味わうことができます。
更に動くことによってさまざまな表情を見つけることができます。いろんなポーズをとって、いろんな角度から眺めることができると、自分のお気に入りのポーズや、今まで知りえなかったその模型の魅力を次々に見つけて楽しむことができる。これは動く模型ならではと言えまいか。
さて、桜姫。 今日は書いていなかった首周辺の可動部位について書こうと思います。
首って大事。ガンプラでもそうなんですが、実は首の根本部分と、頭部の側の可動があることで、実に様々な表情を見せてくれます。まず胴体の首根本部分、ここには使わない手首のボールジョイントをカットして接着してあります。
因みに少しづつドレスアップ(敢えてディティールアップとは書かない)されてますが、いちいち書くのもメンドクサイので割愛(笑)
ここに使わずにジャンクと化している多数のバーナビーの上腕パーツをエコーテック - 超音波カッター ZO-40でカットして設置。これも設置するとほとんど見えないんですけど適当にドレスアップしてます。
この最下層のボール部位はそんなに動きませんが、首の上部を動かした際に、クリアランスを作ることができるのであるといいのね。
で、この首パーツに頭をドッキング!かと思いきや、違う。頭と首の間にこのパーツが要る。
このパーツもほとんど見えないです(笑) でも一応、赤いボールジョイントパーツ以外で使ったのはね、WAVE- プラサポ[1](PC-03)とWAVE - プラ=パイプ(肉薄)7.0mm、オマケでメタルギア状ディティールカバー(直径:6.0mm 内穴径:3.0mm 10個入)です。
この部品を頭部と首の間に設置してやります。
そうすると、首の可動の自由度は見違えるようになります。
通常のガンプラだとこれが首が1パーツなので首パーツの上下の2点のボールジョイントで動くわけですが、この3点のボールジョイントで動く機構というのは、より表情を柔軟に見せることができるのでおススメ。 今完全に止まっちゃってますが、1/60のZガンダムでこれを最初に組み込みましたが、同様に斜め上を向くとか、斜め下を見下ろすなどの自由な表情をつけることができます。ちょっといい画像がないですけども、この微妙な斜め向きというのは2点だとどうもうまくいかない。
ガンダムのような、可動に干渉するものが色々ついてるものほど有効だと自分は思ってます^^;
因みに後ろは髪の毛の内側まだちゃんと綺麗に出来てないんですがこうなってます^^; 動力パイプはWAVE - Aスプリング ブラック(15cm x 2本入)の1.0mm。 こうしてコマ状のボールジョイントパーツを首と頭の間に置くことで、上下左右の可動だけじゃなく、人間のような自然な動きができるようになるわけです。
顎を引くのもここまで動きます。
一部パーツついてないちょっと前の画像ですが、これによっていろんな意味でお好みのポーズをとらせることが可能(笑)
元ネタであるプラレスラーには、内部には腕や足を動かすモーターや油圧シリンダー、操縦者の指令を受けて各部を動かすためのマイコンなど、プラレスラーを自在に動かすための様々なメカが内蔵されているわけで、簡単に言ってしまうと人型のラジコンです。
ラジコンは特に、動かすことでその魅力を最大限に発揮するホビー。そういう意味では、人型ラジコンのプラレスラーなら動いてナンボ。
今回これだけいちいち可動にこだわってるのは、漫画版のプラレスラー達が実に活き活きとした活躍をしてるからです。
残念ながら前作の柔王丸は、ほぼギラ・ドーガを使ったものの、あまりよくは動きませんでした。ガンプラとしては非常にいい動きをしてくれるんですが、人型と思って見ると、やはり硬くてロボット然とした動きだと思います。
特に女子ロボを作るようになってこだわってるのは、どれくらい人間らしいポーズをさせられるかで、客観的に見たら多分ドーデモいいようなくだらないことですけど、ほんのちょっと首が曲がるだけで女らしく見えるもんなんですね(笑)あ〜こんな表情も見せてくれるんだっていう発見があると、可動モデルはもっと面白いと思います。
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2018-1-17 17:09 |
アニメ版でもし桜姫が登場していたら。
新年明けましておめでとうございます!akicyanです^^(遅)
ちょっと年末〜年始にかけて忙しくて思いっきりブログ書くのをサボってしまいました。深くお詫びいたします。
実は休み期間中にもまた商品UPする時間もないのに色々仕入れてきていてですね、まぁ未UPの商品が増える増える(泣笑)
年末の棚卸しで商品リストに載らない在庫がトンデモナイことになってるんですが、サンプル発注したものとかも結構ありまして、それを使いながらの作品制作もそれなりに進んでます。未UP品は今更焦ってもしょうがないのでじわじわやっていこうと思ってますがどうぞ生暖かい目で…^^;
さて!桜姫でございます。
もう前回どこまで書いたか忘れちゃってるのでさっき見に行ってきたんですけど、顔ができてきてる感じですよね(笑)続き行きます。
まず全体のバランスですけども、頭部はこれまでのものよりやや小さいものの、眼の大きさなどでアニメキャラ寄りを意識します。
個人的には脚は大体このままのバランスでいいと思うんですが、腕がどうしても太い気がします。これは以前のシボでも関節ごとプラパイプに置き換えて作り変えましたので、やはり後でパイプに変えるとしましょう。
今日はですね、前のブログでも書いていた長ーい髪について。
実は、全然悩まずに作業進めてました(笑) まず長ーい鬢(こめかみの髪)です。
個々にはネオジム磁石 丸(各種)の2.5mmをちょうど髪が下がる位置に穴をあけて埋め込みます。
次にですね、こちら。この赤い部品は、バーナービーのキットを流用する際に毎回使わないで保管していた脚のラインを再現する部品。
これの先端部に極細20本組みストレートドリル刃セットの1.5mmを使用してネオジム磁石 丸(各種)1.5mmを埋め込み。これで完了。
これで首を動かしてもパーツの長さに干渉などに左右されずに動かせます。
ネオジム磁石というのは雄雌側それぞれに同じサイズを使う必要はないので、設置箇所が双方とも狭いor小さいパーツ出ない限り、吸着力を上げるために異なるものを使うのをお勧めします。
さて、引き続き今度は後ろの髪。これがまた面倒(笑)
ただ、上の鬢で使ったパーツが異様にたくさん余ってましたので、これを使わない手はないぞと。
そう、結果的にすべてプラで作ってしまいました髪の毛(笑) おかげで軽い!なので、これもネオジム磁石 丸(各種)での換装が可能です。(使用してるのは3.0mm)
後ろ髪はヘルメットパーツの後部から出る格好なので、メットの後部位置に合わせてそれぞれの部品を一本づつ左右対称(超めんどくさかった)の位置にGSIクレオス - Mr.セメント SP(スーパーパワー)で接着します。こういう異様に細くて接着面が狭い場合こそこれは非常に有効。
因みに、元パーツは上の画像のようなダボと溝(段差)がありますが、これを1本1本全て魚地球印 - 精密ヤスリ(180mm 油目 #6)の甲丸を使って削り落としてます(ちょっと大変だった)。
メットについては頭部に固定ですが、塗装も考えるとこれまたネオジム脱着式にせざるを得ません。この点、以前のシボやラビリスなんかよりちょっと面倒^^;
ネオジムの設置個所の上は無防備だったので余った部品を使ってカバーを取り付けました。
プラレスラーにとって、髪自体バトルの時には不利になるような部品だと思う(敵に引っ張られたり引っかかったりしそう)んですけど、漫画版のプラレスラーたちは結構髪の毛生えてました(稀にモヒカンとかな 笑)
主人公メカの柔王丸も黒いロングヘアが特徴なんですけど、アニメーション版ではその髪がないという意表を突いたデザインだったわけですが、柔王丸と戦った何体かの女子レスラーたち(チェリー・ボンバー、プリティ・ローザ)も、同様にヘルメット装着状態では髪の毛はありません(ただしチェリーボンバーはクラッシュ時に髪の毛が露出)。
アニメ版ではシーラ・ミスティが操るミ・レディという羽の生えたスパイ活動用のプラレスラー(?)のみ、はっきりと髪の毛がありましたけど、これレスラーじゃなかったですし、そういう意味でバトルにはそもそも不向きなんでしょう。
でも、個人的に思う漫画版の良さは、こういった髪の毛の流れやらが、動きに合わせて描かれている点もあると思うんですね。
この桜姫は、アニメーション版でもし桜姫が登場していたら、、、という妄想で作っているので、アニメ版・漫画版いずれでも登場したレーダー機能の攪乱装置(漫画版では塗料にレーダーで捉えられないレーダー波吸収体を使用)とでもしておきましょう(笑)
レーダー攪乱装置の髪の毛があることによって、自動追尾装置やセンサー機能を持つ敵プラレスラーも、コントローラーが直に操作しない限り桜姫を捕まえることはできません。また細身の桜姫にとって、力技では適わないマッド・ハリケーンのような重量級の相手にも、これによって対抗措置がとれるわけです(笑)
さて、頭部については大体格好がつきました。でもちょっとまだ顔がはっきりしない。。。
緑のしるしの部分は、多分個人的なこだわり部分になると思います(笑) 線を引いた口の両端をフェザー(FEATHER)- メス替刃(15c)で少しづつ削り、上唇より一段下げるような作業なんですが、これによってしっかりと口元に凹凸ができて表情豊かに^^;
結果的に実はあまり好きではない笑い顔になっちゃったんですけど、まぁ今まで作ってたのがあんまり笑ってなかったのでこういう明るい顔もたまにはいいです。
目元の作りこみでここからまた表情変わってくるかもしれませんが、ヘルメットにバイザーを取り付けて今こんな感じ。
このバイザーのアイデアは、元々漫画版で桜姫を作り始めた頃の今日子が、柔王丸とリングに立つ桜姫を妄想するシーンがあるんですけど、そのシーンだけに出てきた『(仮)桜姫』からです。つまり妄想繋がり(笑)
でもね、漫画版プラレス3四郎のバトルシーンなんてプラレスラー達が喋り、痛がり、気力で立ち上がるなどのシーンすべて妄想の実体化でしかないわけで、その妄想によって実に見事なエンターテイメントを生み出しているわけで、馬鹿にしちゃいけません。
むしろ自分が作り上げた機体が、自分の意志を反映して活躍するなんて、その後の様々なアニメでも表現されてきたわけで、説得力のある立体にするためには、妄想はしっかり掘り下げないとだめです。
・・・そりゃぁツールももちろん大事だけどね(笑)
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2017-12-27 16:42 |
願わくば息の長い道具たちと共に過ごしたい。
2017年も最終月だってぇのに全くブログも更新しないで何やってたんだと言われそうですがホントスミマセンm(_ _;)mさっき健康診断終わって帰ってきたところですakicyanです。
いよいよ今年も今週でラストなので、勝手に今年の締めくくりさせて頂きます。
あ、おかげさまで前回お伝えしましたSCMには、ホントたくさんの方にお越し頂きまして、また沢山のお声掛けも頂きまして、ホントいろんな意味で涙ちょちょぎれる万感の展示会となりました!^^ ありがとうございました〜!
更に酒餅G7、無事、各賞及び受賞の皆さんに賞品諸々の発送も終わりまして、おかげさまで大団円です^^
さて、今年、お仕事的にはですね、はっきり言ってやりたいことの半分も出来ない年でした(笑) うん、まずは反省です。
なにってね、新商品のUP作業が全然進まなかったこと。 とにかく新たにリリースされたツールやらツールやらが多い(ほぼツール 笑)。 うん、多すぎる(笑)どうでもいいから、ちょっと絞り込め。
って言っても無理でしょうから、もうね、来年からは絞り込ませてもらいます、ええ。だって無理だもん全部出すの(笑)
これまでも散々自分で泣く泣く使ってはUP作業してましたけど、こりゃますますひとつひとつが大事になってきた気がします。 開封して使ったにもかかわらず、ピンと来なくて放置してあるツールがいくつあると思ってんの ( 一一;)ひうふうみい…
因みにENGINEER - マイクロニッパー(プラ・ネジ足・銅線カット等汎用 1個入)なんて2009年にUPしてますから、G PARTSではもう8年選手ですけど、いまだに現役でしっかり人気もあります。
もちろん月に10個20個も売れるわけじゃありませんけど、これだけ様々なニッパーがリリースされる今でも、ちゃんとそのコンセプトや力で共感を得ることができるというのはすごいことじゃないかなって思うんです。
これのように、できれば長く使っていただけるツールやマテリアルと一緒に育っていけるお店になっていきたいなって思うので、ブログは来年もっとちゃんとスケジュールを決めて書きます^^;
さて!そんなこんなで愛しの桜姫もあまり進んでません。今日はようやっと頭部!
プラレス3四郎を読んだことのある方ならお分かりかと思いますが、この作品に登場するプラレスラーたちは、総じて物語の進行とともに進化(強化)されていき、同時にデザインも変わっていきます。
ただ桜姫は出番が少ない分、実際にはそれほど大きなデザインチェンジもなく、ビキニアーマー少女の外観そのままで、変わった部分はほぼ胸部などの装甲部のデザインのみ。
これは後期タイプのデザインで柔王丸とのタッグを組んでの大会出場時以降のデザインですが、カラーの変更と上半身のアーマーのデザインが大幅に変わってはいるものの、そのほか目を引くデザインチェンジはありません。
個人的にはビキニアーマー嫌いではないですけどね(笑)、やや時代は感じます。あと、胴体他の部分を大幅に趣味的なアレンジをしてしまっているので、頭部もこのヘッドギアの意匠を継承しつつ、アレンジしていく方向で作っていこうと思います。
胴体部分を本来のバーナビーのものを使わないため、フェイスについては以前のシボやラビリスなんかと比べてかなり小さくせざるを得ません。まずはマジックスカルプ(今回はホワイト)でザックリと形を作っていくところから。
今回も以前の制作時に使用したSTAEDTLER(ステッドラー) - FIMOプロフェッショナル モデリングツール(各種)のゴム製ヘラツールを使用してます。
これ、マジックスカルプの使用時には毎回使いますが、個人的にはこれ1本でほぼOKになりました。先端にマジックスカルプが付着したまま硬化しても、翌日先を曲げれば簡単にはがすことができてホントケアが楽^^
で、まだアウトラインですけど、今回の顔は漫画のキャラクターであることをちょっと意識して、苦手なんですけどキャラクター的な顔で作ってみようと思います。ほんと苦手なんですけどたぶん目がデカイはず(笑)
特徴的なヘッドギアは、胴体同様にバーナビーのキットに付属する部品を組み合わせて使ってみます。 もうそのままが特徴の超ロングヘアの髪の毛は正直どうするか全く未定(笑)
多分、来年は髪の毛でさんざん悩むんでしょうな…(;´ω`)
うん、来年もどうぞよろしくお願いいたします!皆さん良いお年を!
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2017-11-28 18:38 |
今週末はSCMでございます♪
今週末はSCMです!お暇なら皆さん来てくださ〜い♪akicyanです。↓
今回、90cmx90cmのスペースにこちらの愛すべき女子ロボ達を飾らせていただきます。
※こちら大変前の作品で、既にあちこちが外れたり壊れてしまっていました。 関節の上に瞬着が垂れてしまっている事故もあったりしましたが、とりあえずそれはもうそのまま(;´∀`) 塗装と接着が取れてしまっていた髪の毛だけ塗装をし直して持参します。
1/1 ホイホイさん Refine と素組みホイホイさん ※これまた腕が取れてたりとかアホ毛がどこか行っちゃってたりしてもう完全にジャンク品状態でしたが、なんとか立てる状態にして持っていきます。
※肩のメンドクサイ穴あき関節が折れてました!!>< が、これもなんとか突貫で補修して陳列できるようにします!台座も作ってます!!
※この子は流石にまだ今年の作品なので全く無傷でした。
1/8 シボ(BLAME!2017) と偽装ネット端末遺伝子 ※つい先日完成したばかりのシボ。因みに千葉しぼりサイトに見事な画像を上げていただきました→コチラ
SCM当日は弐瓶氏のキャラクターとメカの立体作品をお持ちいただく被験体#56 イゴーさんとみやっちさんの作品とともに私のスペースに並べていただけるという事でディープな世界が広がることでしょう…楽しみです(^^♪
さて桜姫!
柔王丸もそうなんですけど、恐らく結構大事な部分は股間です。 …というかコントローラーからの指令を受信する受信機があるのがそこなんですケドも。
この部分はアイキャッチになる部位がほとんどない桜姫にとって結構なポイントになる部分です。パーツは元キットの各部の部品を切り貼りして作ってます。
お尻については、こちらも同じく元キットの各部パーツを切り貼りしてこんな形状に持っていきます。 本体部分との接続はネオジム磁石 (角 10個入)を各種使用。 実は必ずしも同じサイズ同志ではなく、部品によっては設置できる面積が小さい場合もあるので、サイズ違いを併用する方が効率的なんです^^
最終的にはこのように。
形状に関しては設定画の場合ベルトのようなもので接続されてますが、少しシャープにしたかったのでこのようにしてます^^
脚の太腿はいずれも幅詰めを行ったので、だいぶ引き締まった感じになってきたと思います。因みに上のアイギスやラビリスの太腿はほぼ元キットのパーツのままで組んでますので、結構しっかりした脚なんですが、上半身自体にこれも元キットをほぼそのまま使用してるので割と違和感がないんです。
その点今回の桜姫は胴体が元キットのサイズを大幅に下回るので、その分各部位の調整が結構大変です^^;
さて〜体がある程度見えてきたところでそろそろ頭!^^ 次回は頭部だよ〜〜〜(^^♪
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2017-11-18 17:02 |
桜姫、セットアップ!
寒くなってまいりましたが皆さんの模型あったまってますか! …どうも、仕事が全くおっついてない年の瀬ですakicyanです。
いよいよあと半月で12月、そろそろ去年出せなかった年賀状の準備やら色々忙しいことになってきたわけですが、なんとかシボも完成しましたところでそろそろ次のネタを(^^♪
弐瓶氏の描くキャラクターは実際立体化してみて比較的性に合っていたので実は次はサナカンを。。。と思ってたんですが、また違う毛色の女子ロボにチャレンジした後(そこは女子ロボ限定なのかよ)でもいいぞという気がしまして、少し温存(笑)
で!今回は我が少年時代の愛読書(漫画だけど)、プラレス3四郎から桜姫を立体化してみることにしました♪
プラレス3四郎、知らんという若い方はコチラの以前の記事でも読んどいてください^^ そういえば以前は1/144のギラ・ズールをベースにTVアニメ版柔王丸作ってました(既に7年前!)。
もう懐かしいレベル。これ全部シタデルカラーですよ確か(笑)
さて今回はTVには登場せず、漫画版のみでしか登場しなかった桜姫というちょっと不遇のプラレスラー。
上の記事にもあるfigmaでは見事な立体化をされていましたので、割とご存知の方も多いはずですが、桜姫のオーナーの吹雪今日子は主人公3四郎の祖父が営む道場の師範代で、柔道の達人という設定なんですが、プラレスに関してはほぼ素人。
造形、なかなかなんですが完成まで3四郎の友人&ライバルの成田君(TV版ではイカロスウイングのオーナー)に手伝ってもらったり、試合しょっぱなからビキニアーマー外されちゃってオパー〇ポロリとか、まぁ要するにそういう扱いです(笑)
その後の活躍に関してももう大体が引き立て役というか、前座というか、オーナーがスゴ腕の柔道少女の割にちょい不遇でしたね。はっきり言って弱かった(笑)
ちなみに漫画版とTVアニメ版の違いは、よく言われるプラレスラーキャラクターの顔。
これは、柔王丸もですが、漫画版では普段稼動前は目が入ってませんが、実際のプラレスの試合になると瞳が入り、活き活きとした表情jが人間のように描かれてます。
これがTV版では作例のように常に無表情なわけです。しかしながら自由自在に動くことなどでそのキャラ性を強く印象付けてくれたので、TV版の柔王丸も非常に強い個性がありました。
因みに漫画版の顔は、オーナーである3四郎や今日子らの視点から見たプラレスラーたちのイメージだという事で(参照 文庫版「プラレス3四郎(1)」解説いちかわさとし氏 秋田書店刊)、オーナーの指令で戦うプラレスラー達が擬人化して描かれていたことで、子供にとってもより感情移入しやすかったのも事実です。
そういう意味で、昔から目の入ったプラレスラーたちも好きなんですが、いかんせんビキニアーマーの女子ロボっていうのも絵的にというか、アーマー以外は普通に人ですし、モデリング的に今ひとつひねりがありません(笑)。
で、今回は以前の1/8シボで使用しなかった腕や足などのジャンクパーツが大量に残っているので、これをうまあく消化できるように、かつメカニックなアニメ版柔王丸に準拠したような、架空アニメーション版の桜姫、というのをイメージして作っていこうと思います。 柔王丸よりかなり大きめになっちゃうけどね(笑)
因みに胴体はいつも、お馴染みベースキットであるMGFバーナビーブルックスjrのボディを幅詰めして作ってるんですが、今回は上のようにキット付属する「グッドラックモード」の巨大な脚を使用。
ほぼ身長など無改造のテッカマン(放置中)と比べると分かっていただけますが、これまでも女性型の体形というのはかなり肩幅や身長そのものを詰めて作ってますが、今回の桜姫は、それより更に細く引き締まった体形にします。
腕はキットのものをそのまま設置してますが、肩関節はHOBBY BASE - 関節技 球体ジョイント ミニ(各種)のメカグレーを使用。これはジャストフィットの関節の数も多く、極小サイズも沢山あるので非常にいいです。地味ですけどね(笑)
しかしながら胴体をこれだけ絞ると、当然ながらたくましい脚もなんとかしないとってなります(笑)
そこで今回は今までやらなかった脚の幅詰め。
ガンプラと一緒なんですけど、基本的にMGFというのはフレーム自体が大きなモナカ構造なので、比較的作業はしやすいです。ただしフレームですから、そこそこ頑丈なパーツがほとんどで、これをカットするのに繊細な工具は使えません。
今回の作業では予めガネット - よくまがーるマスキングテープ(20m)でカットラインを決めて貼り付けておき、TAMIYA - 薄刃クラフトのこ (替刃1枚入)でカット。
その後フレーム内部のダボや強度保全用の構造体などを[送料無料] エコーテック - 超音波カッター ZO-40でおおざっぱにカットしていき、断面を五万石 - プラスチックヤスリ各種のP1で均してやり、摺り合わせしてます。
太腿を細くすると膝パーツも干渉して入らなくなるので、これも上手いこと処理しないと大変です。今回は干渉する太腿の側をカットして、同様にひざ部品の干渉部分を五万石 - プラスチックヤスリ各種で削ってはめ込めるようにしました。
因みに股関節はランナーとジャンク品で作ってあります(笑)で、今回は塗装作業をできるだけ楽にしようと思って、アーマー各部をネオジム磁石を使って脱着式に(決して劇中シーンを再現とか考えてない)。
各部アーマーをこれまたキットのジャンク部品を多用して作成。
大分細目で女性っぽく、かつアスリートっぽくなってきました。まぁこれまでのノリでご想像の通り、設定とか勝手に捻じ曲げちゃってスミマセンが自由な自分なりの桜姫を作りたいと思いますんでどうなるかお楽しみに^^ ・・・おっと、そうだこの辺でまた頭部やらないと♪
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2017-11-5 6:16 |
あらゆるものから吸収せよ。
今年も行ってきました千葉しぼり展示会!参加してきました「シネマ選手権」!
いや〜楽しかった&凄かった(笑) ここにきて語彙力無いんですけど、何がスゴイのか、分かんない方も行ったことのない遠方のモデラーの皆さんの中には結構いらっしゃると思うので、その辺も含めて今日は色々書かせていただこうかと思います^^
その前に、1/8シボと台座(偽装端末)完成です〜。
最終的にはシボはブラックのボディーに部分的にマットコートを吹いて完成させました。 部位ごとの色分けによって質感が違うようにした点で、真っ黒なだけの印象にならないよう、工夫したつもりですが、どこまで伝わったか・・・(笑)
偽装端末自体に多くのウェザリングを施したのは、BLAME!劇場版を観た方は分かると思いますが、シボがネットスフィアに接続するために偽装端末を自動工場で作り、その後それを人間たちの集落に運ぶ間に、激しい戦闘に巻き込まれているためです。
ちなみにこの偽装端末というのは非常に巨大で重く、義体のシボや霧亥は楽々と持つことができますが、普通の人間には簡単に持ち上げることすらできません。
上記の予告編の動画のワンシーンにもあるように、霧亥はこの偽装端末を運ぶ際に、放り投げて駆除系セーフガードをやっつけたりと結構雑な扱いをしてます(笑)
そのために、引きずったり放り出したりした際にできるだろう叩き系の傷や擦ったような傷を想定してウェザリングを施してます。
足を掛けているフロント部分と天板には、ネオジム磁石などを多数使用してあのような不安定なポーズでも長時間の展示に耐えられる設計です(笑)
この他塗装は以前の記事で書いてますので割愛。
あと、この偽装端末とネットスフィア接続の際に端末下部から出てソケットと接続する部位を少し。下の画像は制作中の画像ですが、スジボリ堂 - ネオ・ワイヤー ブルー(各種)の2.2mmを使用しています。
実は結構象徴的なカラーで青い光が劇場版では随所に描かれてます。 この青い光は、背景であるメガストラクチャー各部にも点々とあり、この偽装端末を接続する際にも、ソケット部から漏れ出るように光る演出がされていました。
完成状態です。このスジボリ堂 - ネオ・ワイヤー ブルー(各種)、非常によく光ります!
単四電池式2本で、展示会で一日中光らせてましたが帰ってきた後も光りますし全く問題ありません(笑)最初は永続通電状態(光りっぱなし)で、その後点滅するようにして展示しましたが、展示会などでは点滅のほうが目立つでしょうねぇ(笑)
さてこれ、実際のBLAME!の映像では、
・シボが持ってきた偽装端末をこのソケット上に立てる ↓ ・本体下部からソケットとの接続端子が伸び、本体ごと回転 (ここで有名な上の画像のように回る偽装端末の周囲をモデル歩きで回るシボが描かれます) ↓ ・回転しながら多脚部が展開 ↓ ・シボが偽装端末の凹モールドに足を掛けて登る
というシーン展開で、どうでしょうここまで約15秒くらいかな確か(笑)
ほんの一瞬しか出てこないようなワンシーンの、さらに実際には描かれてない座る寸前を想像して作ったワンシーンのヴィネット(でかいけど)です。
単純に、座ってしまうとイマイチ本体の見栄えがしない点と、なんとなく動きを演出できないので、案外つまんないだろうなぁというのがこういうポーズにした理由です(笑) 立たせて展示も考えましたが、これも偽装端末が生きてこないのでボツ。
しかし面白い展示というテーマについてはほんと考えさせられます。
今回の千葉しぼりにおいても、映画をテーマにしつつ、ジオラマやヴィネットで展示するという事であったので、そのため様々な工夫を凝らした作品がイッパイでした。
以前よく美術館や博物館に通ったりしてた頃があり、展示の仕方というのがいかに大事か、割とその頃良く分かってたような気でいたんですけど、実際、魅力的な展示をするというのはなかなか大変です。
今回の千葉しぼり展示会などでも、当然ながら個別の展示スペースに制限がありますし、その限られた空間の中で、いかにして多くの方に見ていただくビジュアルを演出できるか、いかにして足を止めていただくける工夫を凝らすか。
模型サークルの主催する展示会という事であれば、当然ながらモデラーさんの知人の方や、部外サークルメンバーがまとまって参加するなどの状況から、全く通りすがりの方が見に来られるというのはまずないとは思うんですが、例えば今回のような『映画』をテーマにすることで、その作品を見たことがない所謂門外漢に興味を持ってもらえるかどうかが割と低めのハードル設定としてあったように感じます。
それだけに、光りの演出や動き、果ては音楽など、なかなか凝った作品も多く、見た目の演出にかなり力を入れたモデラーさんが多かったと思います。
こちらは『エウレカセブン ハイエボリューション』から輝くあやねさん。
白いもくもくしたフィギュアのベースにもなっている部分は色を変えながら発光します。 私はこの映画は観てませんが、フィギュアの表情も含め、全く作品を知らない方も大変惹かれるものがあるんじゃないかと思います。
こちらはたまたまそのすぐ隣の展示だった『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』からぶちゃさんのνガンダム。
こちらは逆に光る、動くという演出はないんですが、作品を観た方には印象的な、完成する直前のお披露目シーンというところ。切り取ってあるワンシーンとともに、シートを大きく広げたフィギュアが明らかにアクセントになっていて、これまたこのガンダムを知らない方も思わず覗き込んでしまう工夫ではないかと思うわけです。
こちらは一般展示の方から、ガンダムバルバトス、こるくさんの作品。
この鉄華団の動力室に繋がれたガンダムという、実に印象的なアイキャッチを作品化されてるんですが、この部屋自体を天井までスクラッチしてあり、暗がりを敢えて作り、そこへ演出として光を入れることにより見せ方に拘った作品です。ひしひしと想いが伝わってきます。
これはダグラム、ti0719さん、
こちらは塗装のみで暗がりと明るさを表現した実に見ごたえのある作品。自然と中央でたき火を焚くパイロット達に自然と目が行きます。見せるポイントを絞りつつ、周りの樹木やキットのカチッとした仕上がりも、合わせてここには写っていませんが台座にも力が入った作品でした。
そして見せ方の勉強という意味ではプロの方々の作品も無しはでお伝え出来ません。
こちらはWildRiver荒川さん。奥行きと光の演出、模型の密度と見せ方の面白さなど、まず自分の観た時の想いや感想をまとめるのが難しい(笑)
そして松本州平先生。 模型単独での完成度ももちろんですが、こうして画像1枚で切り取ったときの迫力、どういったらいいか分からないんですが、見る人の立場になってひたすら作られているのが分かりますよね。
勿論これ以外にも、今回大量に画像を頂いてきましたんで載せたい作品たっくさんありましたんですけど、ホント一部だけでスミマセン。
いろんな視点から何かを得られるかどうかは、結局のところ模型を作る側から、見る側に目線を変えてみるという必要があるんじゃないかと思います。
模型は趣味として自己満足で完結、と言ってしまうとそれまでなんですが、こういった作品に共通しているのは、何かこれを見ている方に伝えたい気持ちじゃないかと思うわけです。
額は絵そのもの以上に大事な要素なので、飾る状況を想定し、ここ一番の展示なら、市販品ではなく額自体を自作するのが最善、と聞いたことがあります。
展示する状況は様々なので、一概にこう、というのは難しいんでしょうが、その展示状況に合わせた額装は、明らかに作品を引き立て、見る方に感動を与えます。
この話を通してお伝えしたいのは、模型単体で展示するのが必ずしも悪いのではなくて、視点を変えてみることで、自分の作品を客観しすることもできてしまうのではないかという事。
そういう意味で展示というものを客観視するべく、今日も行われているだろう様々な展示会でいろんな刺激を貰って来て欲しいなって思います。 もちろん美術の展覧会や博物館でもいいと思います。『展示』というのは、誰が見ても楽しめるような工夫が満載。それを掘り下げてみる価値はきっとあると思いますよ^^
さて今回、千葉しぼり展示会にまた参加できて本当によかったなと思うのは、もうひとつ、いろんな視点を感じることができたことも大きいです。
今回参加されたお客様と懇親会でお話しした際に、以前、別の展示会に参加した際、その実行委員会にあまりいい印象を持てなかった旨をお話しされてらっしゃいました。 千葉しぼり展示会において凄いなと思うのは、そういった意味では展示会参加の皆さんにプロフェッショナルな満足度管理がされている点ではないかと思います。
これは実際に観ていただかないと分かりませんが、サークルメンバーの皆さん全員が、展示会会場はもちろん、懇親会会場でもホスト役として参加者さん方を首尾一貫して『もてなす』姿勢で全力で臨んでおられる点などは普通に驚きます、凄いです。
勿論、改善されたらもっといいでしょうねぇという部分が全くないわけではないですが、2年続けて参加してみて、いろんな制約のある中で実に高次元でサービスが徹底された展示会だと思います。
数時間の展示会ですが、逆にそれだけの時間的制約にすることで、サービスの密度を上げ、失敗を減らしたり、継続性を維持することもできる。そう思います。自分の仕事や作品作りなんかを考えてみても、まだまだだなぁと思うところが色々思い浮かび、ホントいい学びになった時間でした^^
来年はGガンダムテーマで『ミキシングビルド選手権』だそうなので、ガンプラ大好きな皆さんにもかなり楽しんでいただけるんじゃないでしょうか(笑) 私も、ほんと何もなければまた必ず参加させて頂きます♪^^
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